Withコロナ時代を生きぬくストレスマネジメント

Withコロナ ストレスマネジメント 感情マネジメント
«怒り・不安・恐怖»
パンデミックが愛する人を奪い、職を奪い、嵐のように突然、日常生活を崩してゆく。
抑え切れない怒りや、ぶつけようのない悲しみ、出口の見えない不安感・・・大きなストレスは恐怖・不安・怒りの感情を生み、睡眠の乱れ、頭痛、倦怠感となり、心身を蝕んでゆきます。

誰しもが感じているストレス反応

感染拡大を防ぐため、社会や組織の構造がすっかり変容

しかも・・・

新型コロナウイルスと共に、感染不安を抱えながら
経済活動を開始せざるを得ない。

不安要因を抱えながらの
パンデミック禍

怒り・不安・恐怖という感情は
大なり小なり、誰しもが感じている
ストレス反応、正常な心の反応です。

ですから・・・
『不安で眠れず、情けない』などと、
決して、ご自分を責めないで下さい。

 

人は習慣の生き物

在宅勤務で閉塞感や孤独感に苦しみ。

久しぶりに、職場に戻るや、今度は
通勤時の感染への恐怖や、上司や同僚・顧客との接触に伴うストレスに直面。

人は、習慣の生き物ですから
環境の大変動に接し、心が揺れるのは、ごく、自然のことです。

今の感情は、当たり前の事 そう認めて、受け入れてしまいましょう。

 

感染リスクを抑えるには悪循環を断つ

手洗い、マスク、2mのソシアル・ディスタンシイング、三密をさける。
心を緩めてはいけません。

その他、セルフケアの視点から・・

体は感情の声をよく聞いていて反応してきますので、
以下の悪循環を断ちましょう!

  1. 心理面の揺れが
  2. 睡眠の乱れをまねき
  3. 自律神経のバランスを崩します。
  4. すると、免疫力が落ちるので
  5. ウイルスに感染しやすくなります。

 

心の揺れを整える丹田呼吸

心臓がドキドキした時。
悲しみや不安などの感情が湧き上がってきた時、落ち着きが戻ります。

お試しください。

  1. 少し足を開いて立つか、椅子に浅く座ります。
  2. お腹をへっこめ、仙骨を立て、背骨を真っ直ぐに
  3. 上半身を静かに動かし、首・肩・腕・掌・指先の力を抜いてゆきます。
  4. 鼻から静かに3秒吸って、口から6秒、静かに、ゆっくりと吐きます。
    (3-6が簡単な方は、鼻から4秒吸い・口から8秒吐く)
  5. 深い呼吸を、3回程、繰り返してください。

 

自分でできるストレス・マネジメント

生活習慣を整える事が大切です。

セルフケアを心がけ、ご自身を守ってください!

  1. 朝日を浴びる。
  2. 寝る時間を決めて、守る。
  3. 瞑想シャワーや温めのお風呂で寛ぎ、リラックス感を得る。
  4. SNSやTVは見ない。信頼できる情報源に絞る。
  5. 社会や他の方々との繋がりに感謝。
  6. 笑顔で過ごす心がけが、免疫力を高めます。

ゆとりのある方は、1日30分の自分時間を生活習慣に
組み入れる事をお勧めいたします。

VIDEO:プラーナ・ヨーガ
【動画】マインドフル・プラーナ・ヨーガ ストレス解消プログラム 忙しい日々の生活や、仕事の人間関係など、目の前の厳しい現実に圧倒され、ストレスに負けそうになる・・・そんな時、辛い考えや感情から自由を得るには、心を今に戻してゆく自分時間が必要...

 

感情を一人で抑え込まず話してみる

新型コロナウイルスは、世界中で、ほぼ、同時期に発生。

短期間に、嵐の様に突然、襲いかかり、
全世界の人々の生活に大きな影響を与えています。

謂わば、全員が被災者

ですから、不安や怒り、悲しみといった感情を
一人で、抱え込まず、親しい方に話してみるといいです。

不安や恐怖心は言葉にして話し、分かち合う事で
緩和されます。

新型コロナウイルス禍の同志として分かり合い
助け合えるのではないでしょうか。

 

一人一人にできる事

周囲の方が不安に怯えていたり、
お知り合いに遺族の方や職を失った方がいらしたら、
黙って話を聞いて差し上げる。

これは
大きなサポートになります。

ぜひ、やさしい言葉を
かけて差し上げてください。

 

自分も相手も責めない

一つだけ注意したいのは
自分も相手も責めない事です。

ただでさえ、感染への恐怖から
神経過敏になりがちな昨今、

批判の言葉が頭の片隅を
過ぎる事もあろうと思います。

でも・・・

大なり小なり
皆の生活環境が変わって
しまったこの時期

・ご自身に対しても
・お相手に対しても

批判の言葉は
呑み込んでしまう。

ここが大切だと思います。

まとめ

 時間はかかりますが焦らずに、少しづつ
生活習慣を確立し、日常生活を回復してゆきましょう。

 

 考えても答えは出ません。
今、ある事に意識を向け、今、できる事をこなしてゆく。
今は、これだけです。

 

 ご自身でも、ご家族や知人の方でも
日常生活に支障が出ているなら

お酒に依存したり
自傷行為が見られたら

躊躇する事なくお医者様の診断を仰ぎ
心のケアを受けてください。

こころのケアは早めの治療が大切です。