«お悩み»
今日は、上司からダメ出しを受けた時の対処法についてです。
人は皆、違う才能をもつように、表現の仕方も、人ぞれぞれ、異なります。メンタルが弱っている時には、上司から、キツイ言葉でダメ出しを受けると、うちから湧き出る感情を抑えられずに、思わぬ失態をおかしかねません。さて、どう、対処したらいいのでしょうか?
批判も仕事のうち?
懸命に仕上げた稟議書の内容を直属の上司から、頭ごなしに批判されると
『エッ?私、そんなひどいミスした?』と不安感で震えがきたり
『そんな風に言わないでよ!嫌な奴!』と、上司への嫌悪感や怒りから、体中に緊張感がはしります。
ネガティヴ感情を、手放す事ができないと
- あなたの中のエゴが、言い訳けを探し
- 努力を理解せず、粗探しをする上司への怒りが膨らみ
- 私はパワハラを受けていじめられている!
と誤解をして、大人としての凛とした態度を取れません。自分視点の守りの姿勢に陥ってしまい、本来の目標を見失ってしまうからですね。
では、上司のダメ出しに直面した時、感情に振り回されることなく対処するには、一体、どうしたらいいのでしょうか?
感情に振り回されない簡単な対処法があります
深く長い呼吸を使う!
もう一度、静かに鼻から息を吸い、吐く息とともに、分かりました。見直してみます!とゆっくり、言ってみましょう。
指摘された事項を見直してみよう
指摘されたことを、感情を挟まずに見直し、目標達成のため、取り入れる点があるか、考えてみましょう。
上司も締め切りに追われているから(もしかして、器が小さいのかも?)、キツイ言葉が出たのでしょう。
- あなたに責任があるとか、
- あなたは仕事ができないと、
- あなたの人格や能力を批判しているわけでないのです。
上司がダメ出しをしたのは数字です。あなたへのダメ出しではありません!
ここを理解して、レポートを受ける側の視点から、こころを落ち着けて、もう一度、素直に数字を見てみる。すると、上司が指摘した意味が分かり、改善点が見えてくるものです。
プロの対応に言い訳けは不要!
直ぐに、訂正します。
ここは、あなたの能力をアピールする好機になります。この子はプロだ!と、上司に認識させるいいチャンス!
チームが目指す目標は一緒!
上司は、あなたをいびるために、苦言を呈したのではなく、数字に説得力がない点を、チームの成果達成のためにチェックしてくれたのですから、これは、あなたへの批判ではなく目標達成への、ありがたいアドヴァイス!
そう、捉えてみると、チェックありがとうございます。という感謝しかないはずです。案件が通れば、課長も、担当のあなたも、昇進昇給の対象になるのですから。ぜひ、呼吸を有効に使ってみてくださいね。
中高年の引きこもりが問題になっています
仕事や人間関係の社会的ストレスに耐えられず、社会からひきこもった方が多いと報道されています。
同僚も上司も、自分で考え行動する事のできる大人。私達が、こうしてもらいたいと、思うような言動を、お相手から期待するのは、所詮、無理です。
ですから・・・
自分を中心にして考えすぎないことが大切ではないでしょうか。
自分の中でシナリオを作り上げ、現実を誤解し、悪玉ネガティブ感情に振り回されてしまうからです。
必要以上のストレスをつくらない事です。
そのために、深くて長い呼吸を使ってください!
あなたが健やかで、心穏やかにお過ごしになります様に!