日本感情マネジメント協会 理念

暗黒の世界への逆行は許されません

20世紀は、戦いの世紀でした。多くの大切な命を失い、何億人という方々が、苦しみの中で生きた暗い時代。日本は1945年の第2次世界大戦敗戦で、幕を引きましたが、地球上には、依然として、国家間、宗教間、人種間での争いが続く、国や地域があります。

私達が、ここに逆行する事は、許されません。

20世紀後半には、戦後世代のSteve Jobsを中心としたデジタル通信革命、その普及という大きな時代の変動を経験。実に、短期間に、これまでの常識を覆すコミュニケーション手段が登場。人々の価値観・生き方・ライフスタイルを、根本から変えてしまった大きな変革でした。

そして、今、玉石混合ながら、情報が自由に手にはいる平和な時代になっても、日々の生活に幸せを見いだせない方々が、数多くいらっしゃいます。

  • 幸せを手に入れる方法を、教えてください。
  • 心おだやかに生きる方法なんて、あるのですか?

これが、これまで、一番多く受けとった質問です。

答えは至極、簡単・・・
『何事もなく、平穏無事に過ごせた1日に感謝すること』

これは、大病を患ったり、大怪我で苦しんだり。或いは、災害や戦争などを、実際に、体験したことがないと、腑に落ちて、理解できない事実なのかもしれません。

まずは、あなたから

とはいえ、宇宙の流れの中で生かされている私達の命。できれば、苦しむことなく、心地よいエネルギーに包まれて、大切な人生の時間を過ごしたいものです。

  • 生きとし生けるものを敬い、相手を思いやる心。お互いに助けあいながら、笑顔で、少しでも他者のお役に立てる様、情報をシェアしながら、人生を楽しむグループ
  • 相手を蹴落として、自分(自国・自分の宗教・自分の会社・自分の家族・自分の感情)さえ、よければいい。気味悪い薄笑いを浮かべ、情報をコントロールし、お金や自分の特権にしがみつき、善良な人々を踏み倒してゆくグループ

人は皆、それぞれ違います。

後者が心地よいという方々や、国々がある事も十分承知しています。それはそれで良し。相手を変えることなど、できないのですから

大切な事は、まず、ご自身の心の平和と、生きている意味を実現するため、あなたご自身を変えてゆくことです。

人類の進化は今も続いています

私たちは数十億年をかけて、進化して参りましたが、今も、その進化は続いています。

この時機に、日本感情マネジメント協会を立ち上げたのも、感情マネジメントなくして、21世紀に生きる私たちには、進化どころか、退化が待っている。その傾向が強く伺えるからです。

  • 人間関係や仕事のストレスに耐えられず、体を壊したり、うつ状態で休職を余儀なくされる方々
  • 不安感が強く、日常生活に支障を来し、苦しんでいる方々
  • 常に他者と比べ、自分は劣っていると劣等感や嫉妬心に苦しんでいる方々
  • 自信もやる気も失い、引きこもりで貴重な人生の時間を無駄にしている方々
  • 全て相手が悪い・社会が悪いと不平不満で一杯。怒りや憎悪感を抱え、自己責任をとれずに苦悶している方々。その結果、自立する意欲もなく、東名高速あおり運転事件のように、他者の命を奪ってしまうことも・・

感情は、私達の大切な宝である反面、上手く、マネージしてゆかないと、大切なあなたの体を蝕み、心を苦しみで満たすポイズン(毒)となります

そして、悪玉感情の毒は、ネガティブなエネルギーとして、周囲の方々の心と体に侵入し、あなたの周りに、苦しみのエネルギーが、溢れてゆきます。

専制国家の野心・アグレッションの表面化、国際情勢が大きな転換期にあるこの現在を、私たちは今、共に、生きています。不安を抱え、おののき生きるより、小さいことであっても、社会の不条理を少しでも良い方向に変えようと、日々、努力を重ねる方々も多くいらっしゃるのです。

相手を頭から否定したり、罵倒するのではなく、ディスカッションの場を設け、お互いの希望を伝えあい、折り合える接点を見つけてゆく。今は、その智慧が求められる時代。この智慧を得るための進化が、今世紀に生きる私達の使命なのではないでしょうか

感情マネジメントが導く平和な世界

感情に流されることなく、心穏やかに、相手の話を伺い、相手の立場を理解し、接点をみつけてゆく。笑顔で相手に接し、敬いの心を向けてゆく。

激怒や憎悪の感情が蝕むのは、悪玉感情を向けた相手ではなく、あなたの大切な体なのです。体は感情の声をいつも、真剣に聞いて反応してきますので、当然、あなたの中に不快感が訪れます。

一方

他者への愛や、自他を慈しむ心からは、自ずから、心地よい、穏やかさが生まれます。

思考も感情も、どちらを選ぶかは、個々人の選択。どの様な状況に置かれても、幸せを見出せるか否か。これもあなた次第。

とはいえ、ネガティブ感情も、大切なあなたの感情である。この事を知ってください。

悲しい経験をした時に、悲しいのは当たり前。ポジティブ感情を持つことは無理です。そんな時には、まず、辛い感情や思考を認め、苦しんでいるご自身を受け止めて、母親が赤ちゃんを抱く様に、優しく包み込んであげましょう。

悪玉感情の連鎖を食い止め、多くの方々が、健やかで、心穏やかに、それぞれの使命を果たし、充実した人生を歩いて行く。

そのためには、どうすれば、悪玉ネガティブ感情(拘り思考が起因) から 善玉ネガティブ感情(フレキシブル思考が起因)に変えてゆくことができるのか。ここを、これから、一緒に学んでゆきましょう。

あなたが選ぶこの一歩は、人類の進化を、正しい方向に向け、人間社会の発展を進める貴重な第一歩となる。そう、希望して止みません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする